日刊じゃないでじぺんNo.328

相方の実家の猫が亡くなった。
名前はチロ。メジャーリーガーのイチローから貰った、はず。

***

その猫とはひとつ因縁がある。
11年前の6月。

その日僕は、人生の一大決心を今の相方に伝えた。

即ち、プロポーズ。答えはOK。

興奮冷めやらぬまま送り届けた彼女の家に、そいつはやって来ていた。
まだ小さな小さな仔猫。

猫好きの相方には、何よりも大きなサプライズ。

僕のプロポーズは、その日のうちに微妙にインパクトを失った。

***

僕自身の飼い猫ではないから、正直そんなにエピソードとか思い出があるわけじゃない。
猫らしく実に気まぐれで、あまり撫でさせてくれなかったし。

一昨年にお義父さんが亡くなったとき、突然僕の膝の上にやって来て寝たことがあった。そんなことはそれまで一度もなかったし、相方にもしないことだから皆驚いた。
多分借りていたお義父さんのジャージのせいだろうけど、そこにいることを認められた気がして嬉しかった。

後にも先にもそれ一度きりだったけど。

子ペンの存在にはなんだか戸惑ってるみたいだったな。年老いていたせいもあるだろうけど、無邪気に触ろうとする子ペンに対して攻撃的なそぶりを見せることはなかった。
まぁこっちも触らせない様にはしてたけど。

***

花に囲まれて安らかに眠る彼も、明日には荼毘に付されるのだそうだ。今日は顔だけでも見ることができて良かった。

合掌。

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